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東伊豆町民インタビュー NO.76 高村颯太さん

本日は、東伊豆町出身の大学生、高村颯太さんにインタビュー。
東伊豆に対しての思いや、これからのことについて伺ってまいります!
本日はどうぞよろしくお願いいたします!
まず最初にこれまでの高村さんのことを教えてもらってもよろしいでしょうか?
よろしくお願いします。
僕は中学まで東伊豆で過ごしていました。
親が陸上のクラブをやっていて、自分自身小学校1年生から続けていたこともあり、高校では陸上を頑張るために清水にある高校へと進学しました。
現在は陸上はやっていないんですが、大学で建築を学んでいます。


ありがとうございます。
高校失業後町の外に出る人がいるというのはよく聞きますが、高村さんの場合は、中学卒業のタイミングで町を出ているんですね!
この町に住みながら高校に進学する際の選択肢が稲取高校か下田高校になるのですが、僕は高校では陸上に力を入れたいと思っていたので、先生のつながりや親戚を頼って遠方の高校に進学することに決めました。
自分の年回りだとだいたい40人くらい同級生がいて、その中から3-4人が同じように遠方に進学する生徒がいるような感じでした。


この町は長ければ幼稚園から高校までメンツが変わらないというのが特徴的だなと思っていて、一緒に過ごせる時間が長い分、同級生の絆が強いです。
特に思い出があるのは夏祭りで、同級生で集まるのが楽しみでした。
また、東京に遊びに行くのが楽しみで、都会への憧れだったり、少しでも都会に近づきたいという気持ちを抱いていました。
高校に入ってからは自分の意志で静岡市など都市部に出ることができるようになったので、頻繁に遊びに行ってました。
地元とは違う魅力がたくさんあって、実家に帰りたいという気持ちよりは、どちらかというとネガティブな気持ちがありました。
大学に進学してからは、東京に近づいたので都会の魅力を知る一方、都会の大変さを味わいました。
気心のしれない人たちとの付き合い方だったり、地元では小さい頃からの知り合いばかりだったので新鮮といえば新鮮なんですが、しっくりこないときがあるんですよね。
そして大学の友人など憧れを持っていた都会の人が、自分の地元である東伊豆を観光地として知っていて、羨ましがられるということがあって、何がそんなにいいんだろう?と驚きました。


地元の中にいたときは、もっと遊ぶ場所や便利なものがあったらよかったなと思っていましたが、外から見たら地元は観光地として羨ましがられる部分があることを気付かされて最近は地元に対してポジティブに考えられるようになってきました。


東伊豆、ほんといいところですからね。高村さんの地元に対しての感情の変遷が伺えて大変興味深かったです!
同級生のみなさんも都会に出ている方もいるんじゃないかなと思うんですが、そういう感覚って共感し合えそうだと思いますか?
そうですね。
成人を迎えてから、同級生でふれあいの森に行ったことがあるんですが、地元なはずなのにみんな感動していて、「あ、地元って意外といいじゃん」と気持ちを共有したことがありました。
町の外を知ることができたから、観光客と同じ視点を持てるようになってきたということなのかもしれません。


家族全員がそうなんですが、ものづくりが小さい頃から好きでした。
人と関わり合いながら作り上げることが仕事にできたらいいなとか、自分の作ったもので誰かが喜んでくれたら嬉しいなという考えから建築を学んでいます。
この道に進んでみて、やりたいことが見えてきた一方で、どの現場で自分の思いを叶えていこうかなというところで悩んでいます。
どこに進んでもやりがいはあると革新しているんですが…
先はまだ明確には見えていないですね。
ただ、今理想としていることは東伊豆にも都会にも拠点を持って二拠点ライフで建築に携わっていくことに憧れを持っています。
もう少しこれから進む道を見定めるため大学院進学を検討していて、不安定だけどやりがいのある道を選ぶか、盤石な道を選ぶのか決めていこうかなと思っています。


高村さんが大学に入ってから得た地元の外の視点を活かした生き方を思い描かれているということがよくわかりました!
最後に、高村さんは今後地元の後輩たちにどんな背中を見せていきたいと思いますか?
昔から続いてきた、町の人たちの支え合いの気持ちや文化を大切にしていきたいです。
伝統とか文化など大切なことが失われていく時代だと思うんですが、後輩たちにはその気持は忘れないでもらいたいと思います。
距離が近いからこそ、一緒に生活しているこの空気感を大切に続けていけるといいですよね。
大学からこういう考えを持つことができているから、住んでる人のみならず、外の人たちにこの土地の良さを発信していきたいと思っています。


地元出身だからこそ見えるこの土地の魅力を高村さんのインタビューからたくさん感じることができました!
今後のご活躍にも期待しつつ、今回のインタビューを終了させてもらいたいと思います。
本日はありがとうございました!