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酒井雄人さん
アニマルキーパーズカレッジ
東伊豆町民インタビューNO.18 酒井雄人さん
こんにちは!本日は今年度よりスタートした動物園予備校アニマルキーパーズカレッジに通われている酒井雄人(さかいおと)さんを取材させていただきます!
酒井さん、本日はよろしくお願いいたします!
まず、アニマルキーパーズカレッジに入学しようと思った経緯を自己紹介も含めてお教えいただけますでしょうか?
よろしくおねがいします。
出身は岐阜県で、小学2年生から野生で捕まえたニホンカナヘビを1年飼って繁殖に成功したのをきっかけに爬虫類が好きになり、将来も爬虫類の飼育に関わりたいと進路を考えてきました。
そこでまっさきに進路として浮かび上がったのが、希少な爬虫類の一般展示を世界に先駆けて行ったりしている、先進的な取り組みに積極的な「体感型動物園iZoo【イズー】」さんでした。
アニマルキーパーズカレッジ校長でiZooの園長に「どうしたらiZooに就職できますか?」と直接聞きに行ったところ、「アニマルキーパーズカレッジができるから、そこに進学することがiZooで活躍する一番の近道だよ」というアドバイスをいただき、進学を決意しました!
iZooに就職したら、多方面で活躍したいと思っています。
できることが多い方が現場で活躍できる人材になれると思うので、この学校でたくさんのことを学んでいきたいと思っています。
学校にはたくさんの種類の動物がいるので、今は繁殖についての勉強に力を入れています。
コーンスネークというヘビを対象に個人研究を行っており、繁殖のスキルを身につけたいと思っています。
将来を見据えて学ばれている姿勢が眩しいです…!
アニマルキーパーズカレッジではどのようなコトを学んでいるのですか?
2年間のカリキュラムで、1年目は動物全般、哺乳類・鳥類・爬虫類・魚類の体の作りなど基礎を学んでいきます。
授業の後には、飼育している動物たちの世話をしながら体調管理や日常的な飼育スキルについて学んでいます。
また、一般家庭では飼育することができない動物も許可を得ているため飼育することができるので、そういった種類の動物の飼育を通して、法律についても学ぶことができていると思います。
繁殖した動物に関しては他の施設に卸すなどしており、流通に関しての知識も蓄えています。
あとは任意で個人的な研究を持つこともできたり、稲取保育園の園児を招いて触れる動物を紹介する「ふれあいイベント」を開いたり、植物についても植え替えや土のブレンド方法を学んでいます。
毎週金曜日にはiZooへ行って研修も受けています。
2年目は、自分のやりたい領域ごとの専攻に分かれるので、自分は爬虫類の専攻に進みたいと思っています。
はい、3階から下が寮になっています。
部屋からは海が一望できる景色が広がっていて、日の出がバッチリ見れるみたいです。
いつでも見れると思うと明日でもいいかな?と思って自分はいまのところ日の出を見逃しています(笑)
基本的にはこの学校で動物についての勉強をことが主になので、外出は買い物かiZooに実習に行くかという生活を送っています。
買い物には定期発着のバスを利用しています。
アニマルキングダムが近いので、休日に同級生と行ったり、研修も兼ねて講師の方と見学に行ったこともありました。
休日は何をされているのでしょう?
主には土日のどちらかがおやすみになります。もう片方の曜日が同級生たちで持ち回りの動物飼育の当番になります。
当番の日は午前と午後で動物たちの世話を行っています。
最近は、iZooに行って自主的に研修を受けています。
毎週のように行っているので先輩たちの迷惑になってるかもしれません(笑)
毎週金曜日の研修の際に、研修に伺えるタイミングを確認しています。
気づいたら最近、休んでいませんね(笑)
無理は禁物ですが、酒井さんのお話を伺っていて熱中できるものがあるということは素晴らしいことだなあと改めて感じました!!
夢のある若者の姿は胸を打たれるものがありますね。
今後の酒井さんのご活躍が今から楽しみです!
アニマルキーパーズカレッジさんも取り扱われる動物が増え、学生さんも増えてくることでしょう。
これからの町のホットスポットになること間違いなしです。
酒井さん、アニマルキーパーズカレッジさん、この度はインタビューにお答えいただきありがとうございました!