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伊豆オリーブみらいプロジェクト

東伊豆町民インタビューNO.34 伊豆オリーブみらいプロジェクト(後編)

荒武
荒武

それでは伊豆オリーブみらいプロジェクトインタビューの後編へ移りたいと思います。

インタビューの前編ではプロジェクトの概要やオリーブ栽培のことについてたくさん教えていただきました。

オリーブ栽培の知識を豊富に蓄え実践されている皆さんですが、どのようにオリーブについての知識をインプットされているのでしょうか?

オリーブオイルソムリエという資格をプロジェクトに所属している主要メンバーは全員持っています。

このプロジェクトに携わるからには、商品に欠陥があるときに気づくことが必要ですし、業務上お客様に商品を説明することやお問い合わせに対しても答えられなくてはいけないので、全員が知識を持っている必要があります。

オリーブオイルは風味もフルーツや、野菜、青草、ハーブの味がするなど特徴が様々で、オリーブオイルソムリエの試験は学科もありますが、テイスティングの実技もありました。

WithOlives
WithOlives
今回は特別に商品をテイスティングさせていただきました!(左:伊豆産100%エキストラバージンオリーブオイル、右:イタリア×伊豆ブレンドエキストラバージンオリーブオイル)

荒武
荒武

みなさんが展開されているこちらの2種類のオリーブオイルだけでも特徴がはっきりわかる味わいでした!

お話を伺ってきて、オリーブを伊豆の特産として位置づけることは、長い挑戦になってくるのかなと思いました。

そこで今後の活動の展望についてお教えいただいてもよろしいでしょうか?

私達のプロジェクトから稲取のキンメマラソンなどでオリーブの冠を提供させていただいたりしています。

このような地域の取組みに協力していくことでより多くの人たちに伊豆産オリーブを認知してもらうことができると思っています。

それなので引き続きイベントでの出店や、オリーブオイルを使ったハンドクリーム作りなど啓発活動も行いながら、商品開発なども展開していく予定です。

WithOlives
WithOlives

荒武
荒武

みなさんの努力の賜物で、地域に浸透し始めている伊豆産オリーブの挑戦はこれからも続いていくわけですね!

それではここからは、実際にどのような方がこのプロジェクトを支えているメンバーなのかということを伺わせていただきます。

今回は東伊豆町在住の京極忍さんと高橋広和さんに質問させていただきます!

お二人は東伊豆町に在住とのことですが、どちらの地区で暮らされているのでしょう?

私は白田地区に在住です。生まれも育ちも白田で、最近では区の仕事としてわさびの栽培管理などに携わっていました。
京極さん
京極さん

私は北川地区に暮らしています。出身は下田ですが、結婚し今は東伊豆町で子育てをしています。

釣りが趣味で、最近は子どもとも釣りに行くようになりました。

オリーブオイルとお刺身は相性がいいので、おすすめです!

高橋さん
高橋さん
荒武
荒武

ご回答いただきありがとうございます!

京極さんはこれまで伊豆急でどのようなお勤めをされてきたのでしょうか?

伊豆急入社が1977年だったので、入社して40年ほど経ちます。

私は現業関係の仕事に携わることが多く、コレまでに駅員、車掌、駅長代理、駅長などの役割を担ってきました。

駅長になると、伊豆急行全線の駅長となるので、約100名の部下がいました。

下田駅で天皇陛下のご案内をさせてもらったこともありました。

その後にオリーブプロジェクトへの配属が決まり、今の仕事をしています。

京極さん
京極さん

荒武
荒武
高橋さんはどのような経緯で伊豆急へ入社し伊豆オリーブみらいプロジェクトに関わることになったのでしょうか?

自衛隊や造園業に勤務し、伊豆急ホールディングスへ入社しました。

入社することを決めた時は保線担当を希望していましたが、入社のタイミングでオリーブプロジェクトに携わることとなりました。

高橋さん
高橋さん

荒武
荒武

お二人ともそれぞれ別分野のお仕事をしてきて、今はオリーブプロジェクトに所属されているんですね。

色々ご苦労があるかと思いますが、オリーブ栽培におけるやりがいを教えて下さい!

 

それほど大変なことはありませんが、オリーブの木一本一本を消毒していく作業や複数ある圃場の草刈りなど夏場の作業が暑くて少し大変です。

台風がやってきて、木が倒れてしまうといった悔しいこともあったりしますが、オリーブのきれいな花が咲く時期や収穫時期、そして搾油機からオイルが出てくる瞬間はやってきてよかったな、と達成感を覚えます!

京極さん
京極さん

オリーブ栽培は体力を使うので疲労はありますが、一年間の努力がオリーブの実として出来上がるのでそれが頑張ったご褒美という感じですね。

それとオリーブオイルが搾油機から出てきたときは感動的です。

飲んだときの味と香りは病みつきになります。

高橋さん
高橋さん

荒武
荒武

やはりオリーブの実の収穫は一年間、手塩にかけて栽培した努力の結晶とも呼べるものになってくるんですね!

それでは最後にお二人がこのオリーブプロジェクトを通して、地域にどのように関わっていけるといいか?どのようなお考えをお持ちかを教えていただいてもよろしいでしょうか?

このプロジェクトを通して自分自身も、毎朝のトーストやサラダにオリーブオイルを添えて食べるようになるほど、オリーブのファンとなりました。

今後も「伊豆オリーブみらいプロジェクト」のアピールを続けていけたらいいなと思っております!

京極さん
京極さん

伊豆産のオリーブについて知ってもらえるよう仕事に取り組んでいきます。

共同研究農家さんとの連携は主に私が担当しており、情報共有をはじめとした連携も引き続き大切にしていきたいと思っています。

高橋さん
高橋さん
荒武
荒武

オリーブが伊豆の特産の一つになる日がやってくることを楽しみにしています!

伊豆オリーブみらいプロジェクトの皆さん、本日はインタビューにお答えいただき誠にありがとうございました!