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東伊豆町民インタビュー NO.78 松澤健人さん

荒武
荒武

本日は地域おこし協力隊の松澤健人さんにインタビューにお答えいただきます。

松澤さんの生い立ちや今取り組まれているお仕事や今後の展望などお答えいただきたいと思います。

松澤さんよろしくお願いします!

まず松澤さんのキャリアを教えてもらってもいいでしょうか?

よろしくお願いします!

僕は、学習院大学出身で卒業後、商社に就職し仙台にて建設関係販売商材を取り扱う仕事に2年間従事しました。

小さい頃から海が好きで、商社の移動先、仙台でも釣りをしたり、スキンダイビングのサークルで沖縄に行ったりしていました。

特に沖縄には魅力を感じて年に8回くらい通っていたため、もういっそ引っ越したほうがいいなと思ったのをきっかけにその仕事を辞めて、石垣島にてマリンインストラクターと釣船とシュノーケル、釣り船居酒屋の料理人を2年間やってから、東伊豆町の地域おこし協力隊になりました。

 

沖縄時代は生活費の捻出が大変で、職場で出た刺し身の切れ端や余った食材だったり、地元のジャングルに入って野草を採って料理を自分で作るというリアル一ヶ月一万円生活を送っていた時期もありました。

 

沖縄のナンクルナイサの雰囲気、すごくいいんですけど、それに20代のうちから染まってしまうのはどうなんだろうなと思って一回本土に戻ってきたというところで、祖父母の家が東伊豆にあり、東伊豆町の地域おこし協力隊の募集を見つけて応募したという流れになります。

松澤さん
松澤さん

荒武
荒武

壮絶な社会人時代だったんですね!

松澤さんが地域おこし協力隊になってちょうど1年くらいですが、公私共にいかがお過ごしですか?

地域おこし協力隊の1年目は特に夏が充実していました。

定置網の手伝いの仕事が早朝スタートのため仕事終わりも早くなるため、夕方には海に出て釣りをしたり潜ったりしていました。

また、カヤック体験会を実施しました。

実施のために現地調査していると、白田の堤防のあたりにウミガメが住んでいることがわかったりして、そんな話も織り交ぜながら満足度の高い体験が提供できたのですが、天候は思うようにいかないし、これだけでは食べていけないということもわかりました。

マリンインストラクターとしての経験があるので、下積みとして過ごす期間をスキップできるのは自分の強みだなということも改めて実感することもできました。

現在は目下、新規事業としてこの海での生業を作っていけたらいいなと思っています。

松澤さん
松澤さん

荒武
荒武

海のエキスパートの松澤さんだからこその生業が見つけられるといいですね!

お話で出てきた、北川の定置網漁とはどのような経緯から関わりを持ち始めたんでしょうか?

地域おこし協力隊として、町から顔を繋いでもらって関わりを持たせてもらっています。

北川の定置網漁関係者や地区の皆さんに挨拶させてもらってからは、水揚げの現場に通い続けました。

通って半年くらい経って、ようやく認めてもらえるようになってきたなという感じがしてきて、港に魚が揚がる時間を教えてもらえるようになったり、話の輪の中にも混ぜてもらえるようになったりしてきました。

業務としては、事業者さんたちのサポートで、魚を〆る氷を割ったり、開けた蓋が邪魔にならないよう動かしたり、業者さんの仕入れる魚を代わりに運んであげるようなことをしています。

ねこさいの日という北川独自のイベントがあるのですが、その要員として声をかけてもらうようになったり、自分自身も北川地区に愛着が芽生えています。

あとは町長からのお達しで、ふるさと納税として鮮魚パックの商品化にも取り組んでいます。現在審査中です。

他の地域も魚の返礼品はあるんですが、僕は差別化ポイントとしてレシピ本をつけたり、インタビューをつけたり、美味しい状態にするための努力を関係者がどんな想いで取り組んでいるのかを発信できたらと考えたんです。

松澤さん
松澤さん

荒武
荒武

定置網の水揚げに関わる松澤くんならではの視点ですね!

その他、どのような活動を展開されているのでしょうか?

北川の魚でフィッシュアンドチップスを提供するような機会もあります。

同じ地域おこし協力隊の鈴木敦士さんの実施しているけやきマルシェや細野高原のすすきイベントで露店として営業しました。

経緯としては、やっぱり地元のお魚を食べてほしいなという思いでやっていて、自分で選別して、仲介はこらっしぇにお願いして仕入れています。

このあたりでは普段取り扱わない魚を使って、魚種の可能性を広めていく、伊豆で捕れるからこそ新鮮で処理が可能だからそういう事もできるんですよね。

今後も出店していけたらいいと思っています。

あとは自分で主催するイベントも準備を進めています!

松澤さん
松澤さん

荒武
荒武
自分でイベント主催!いいですね、どんなイベントを計画しているのでしょう?

「東伊豆SPLINGFESTA」というクロスカントリーコースの桜回廊を活用したイベントを計画しています。

昔はイベントで使われていたのに、今はお花見の会場として開放されているだけなのでもったいないと目をつけました!

ターゲットは2通り設定していて、一つが若者です。

地域内外の人たちって交流する機会がないよねとよく周りで話していまして、そういう場になればいいなと思っています。

もう一つのターゲットが子どもたちです。

東伊豆は講演が少ないし、そもそも子どもってどこで遊んでるの?手軽で遊べる、喜んでもらうようなイベントがやりたいなという着想からターゲット選定をしました。

運営には同期の地域おこし協力隊の熊谷さんや役場の有志メンバーにも協力してもらいながら準備を進めています。

情報発信の仕方として、面白く楽しい雰囲気にして、会いに来てもらいたいと思っています!

松澤さん
松澤さん

荒武
荒武

ほんと面白いテイストで発信されてますね!当日ぜひ足を運ばせていただきます!

最後に松澤さんの今後の展望を教えてもらってもよろしいでしょうか?

具体的なことはまだないですが、伊豆の海に関わり続けたいという気持ちがあります。

地区に囚われずに伊豆半島として一丸となれたらもっと面白くなりそうだなと感じています。

来てくれたお客さんが東南西と回れるような取り組みも色々と考えられそうだなと。

あと、自分の原点には海に関わり魚を食べてたいという思いがあって、自分で釣った喜びを多くの人に共感してもらえたらと思っていて、魚を食べてもらうところまで繋げていきたいです。

沖縄には、お客さん同志が宿の食卓を囲む「ゆんたく」という文化があって、伊豆の魚が多様な人達の交流のきっかけになるような場作りにも関心があります。

松澤さん
松澤さん
荒武
荒武

松澤さんの海に対しての実直な態度から、きっといい道が拓けるんだろうなということを感じました!

この度はインタビューにお答えいただきありがとうございました!!