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住む

東伊豆町民インタビュー NO.87 山本啓介さん後編

荒武
荒武

では後編では、実際の活動について詳しく伺いたいと思います。山本さんは、現在「うちっち」というプロジェクトの運営に関わっているそうですね。

はい。「うちっち」は、東伊豆町の関係人口を増やし、地域と外部の人をつなぐためのプロジェクトです。「東伊豆ファンクラブ:うちっち」として情報発信を行い、会員には特典として町の飲食店や宿泊施設での割引サービスを提供しています。

 

単なる観光情報の発信ではなく、「東伊豆をもっと好きになってもらうこと」を目的としていて、例えば、地域イベントの情報をいち早く届けたり、ファン限定の体験プログラムを企画したりと、訪れる人が「また来たい」と思える仕組みを作ろうとしています。

山本さん
山本さん
荒武
荒武

地域と外部の人をつなぐ取り組みはとても重要ですよね。でも、ファンとの関係づくりって、なかなか難しい部分もありそうです。

そうなんですよ。特に課題として感じているのは、ファンクラブのLINEグループの運営ですね。最近は「情報を受け取るだけの消費者志向のユーザー」が増えてしまい、双方向の交流が生まれにくくなっています。

 

せっかく「東伊豆が好き」と思ってくれている人たちが集まっているのに、ただ受動的に情報を受け取るだけではもったいない。だから、もっとファン自身が地域の魅力を発信できるような仕組みを作りたいと考えています。

 

例えば、ファンの人が実際に訪れたときに、「東伊豆でこんな素敵な体験をした!」とシェアしやすいように、投稿キャンペーンを企画するとか、地域の人との交流イベントを増やすとか。そうすることで、「関係人口」としての関わりをより深めていけるのではないかと。

山本さん
山本さん

荒武
荒武

確かに、ただ情報を受け取るだけでは、ファンとしての関係は薄くなりがちですよね。交流が生まれる場を意識的に作ることが大切なんですね。

そうですね。理想は、東伊豆の町を訪れることが「ただの観光」ではなく、「帰ってくる感覚」になるような場を作ること。例えば、地域の人と一緒に作るワークショップや、町の歴史を学ぶイベントなど、ファンが「自分もこの町の一員だ」と思えるような体験を増やしていきたいです。
山本さん
山本さん
荒武
荒武

これからの活動で、特に力を入れたいことはありますか?

まずは「うちっち」の運営をさらに発展させることですね。今はまだファンとの関係づくりに課題があるので、もっと双方向のコミュニケーションが生まれるような仕掛けを考えていきたいです。

 

また、東伊豆の食や文化を発信するためのプロジェクトにも取り組んでみたいですね。例えば、地元の食材を使った飲食店の立ち上げとか、日本酒作りなんかにも興味があります。

山本さん
山本さん
荒武
荒武

え、日本酒ですか?すごく面白そうですね!なぜ日本酒作りに興味を?

もともとお酒が好きというのもあるんですが(笑)、地域の特産品を活かした新しい挑戦をしてみたいと思っていて。東伊豆は温泉や海鮮のイメージが強いですが、実は地元の農産物や加工品もすごく魅力的なんです。

 

日本酒に限らず、東伊豆の食材を使った商品開発や、地元の料理人とコラボしたイベントなど、東伊豆の食文化を楽しめる場を作れたらいいなと思っています。

山本さん
山本さん
荒武
荒武

それは絶対面白いですね!地域の食文化を発信することで、新しいファンも増えそうです。他にやってみたいことはありますか?

もう一つ、個人的な夢としては「サッカーを通じた地域活性化」にも関わってみたいですね。実は、小学生のサッカークラブでコーチをしていた経験があって、スポーツを通じたコミュニティ作りにも興味があるんです。

山本さん
山本さん
荒武
荒武

それは意外な一面ですね!東伊豆って、サッカーの印象はあまりないですが、どうなんでしょう?

実は、伊豆エリアにはサッカーが好きな人が結構多いんです。でも、競技として楽しむ場所はあっても、地域を巻き込んで「スポーツ文化」として定着させる取り組みはまだ少ない。

 

例えば、地域の子どもたちと一緒にプレーできる場を作ったり、大人も気軽に参加できるフットサルイベントを開催したり、地元のサッカーチームと観光を絡めたツアーを企画するとか。スポーツを通じて地域と外部の人がつながる場を作ることで、新しい東伊豆の魅力を発信できるんじゃないかと思っています。

山本さん
山本さん
荒武
荒武

日本酒にスポーツに、やりたいことがたくさんありますね(笑)。でも、それだけ「東伊豆でなら実現できるかも」と思える環境があるということですよね。

そうですね。東伊豆は、まだまだ新しいことに挑戦できる余地がある町だと思います。地域の人たちが持っている資源や文化を活かしながら、外からの視点をうまく取り入れることで、もっと面白い町になれる可能性がある。

 

私は「移住者」としてではなく、「この町で暮らす一人のプレイヤー」として、地域に貢献できる形を模索していきたいです。そのためにも、まずは今できることから一つずつ取り組んでいきたいと思っています。

山本さん
山本さん
荒武
荒武

すごく共感します!東伊豆には、外から来た人が新しい視点を持ち込んで、一緒に町を作っていける環境があるんですね。山本さんの今後の活動がとても楽しみです!本日はありがとうございました!